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いっぱいかあさん

育児の絵日記です。たまにゲームの話。

【ネタバレ】ニューダンガンロンパV3プレイ感想-最後のクロは●●●●-

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「ニューダンガンロンパV3」の完全なネタバレを含みます。そして、酷評ですので、「面白かった!」という方は読まないほうが吉です。

 

また、クリアした人向けの前提の感想なので書き散らかしで失礼します。

2/22 少し修正しました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーのオチにメタを持ち込んだ

 ダンガンロンパに限らず、ありとあらゆる死者が出たり戦いが起こるゲームや作品の続編は、「お前らがその作品を好きだから続きが出て、また死者や戦いが生まれるんだよ。死ぬだけのキャラが作られるんだよ」という理論を浴びせられたようなゲームでした。

 
ダンガンロンパ1も2も、最後のあたりはメタ的演出によって展開していくのが見所ではありましたが、まさか最新作で、ストーリーにまでメタを持ってこられるとは…。

 

第6章で何度も何度も何度も何度もしつこくしつこくしつこく「ダンガンロンパはフィクションなんだ」「ダンガンロンパを終わらせるんだ」と繰り返さなければいけないプレイを強要されて目眩がしました。

ダンガンロンパを好きで続編を待っていたユーザーに、制作サイドが「あれはゲームだったんだよ~」ってゲーム内で突きつけるのは何がしたかったんでしょう。歴代キャラの声優さんを全て連れてきて、全員に「あれゲームだからさー」を言わせる流れ…。
そして、今作を共に戦いぬいたキャラに、「プレイヤーはいらない」と責められておしまい。

6章の、“外の世界”が何か分かるまでは本当に面白かっただけに残念です。第一章の衝撃、斬美の逃走、無自覚な殺人犯、百田の死、全員が実は志願者であったところ。絶望感はすさまじかったです。
…いや、もうこの「絶望感」を評価するような形も、最原たちを思うとダメなんですよね…。

 

私たちプレイヤーは視聴者だったのか?

プレイヤーの手で操作する主人公って、自分と一心同体だと思っていました。1では苗木を、2では日向を、応援しながらプレイしてきたわけで。

それが突然プレイヤーを「お前は外の人間で自分はフィクションの存在だから」と切り離されて、悪質な視聴者呼ばわりされました。
(あの視聴者の絵が、ダンロンのキャラデザ寄りではなくリアル寄りだったのもそういうことだと思っています)

確かにプレイヤーは「ダンガンロンパ」のファンです。でも、それは視聴者としてコロシアイに巻き込まれる彼らを眺める側じゃないと思っていました。
コロシアイゲームに巻き込まれながらも必死に戦うキャラたちと共に、探求し、捜査し、学級裁判を乗り切る側だったはず。
ニューダンガンロンパV3は、「人気を博して53作目」のダンガンロンパだったそうですが、プレイヤーはそんなキャラたちを助けて前に一緒に進む立場だったはずです。

なのに、「お前は見てる側だろ」と主人公から突き放されるプレイヤー。

映像作品でこのオチならわかるのですが、プレイヤーは最原を、主人公を、コントローラーで動かしてきたわけです。コロシアイに巻き込まれた立場としてゲームをプレイして、キャラを応援してきた。決して視聴者ではなかったはずなんですが…。

 

フィクションは上手に嘘をつくべき

今作、テーマは「嘘と真実」だったそうです。

でもその嘘は、虚脱感でいっぱいのEDで「この終わりも嘘かもよ」と逃げに使ったように見えました。プレイヤーを最原たちの言った通り「こんなゲームが好きな最低の人間」扱いしたいなら最後まで貫いて欲しかった。

ストーリー作りは、全てがフィクションだなんて、嘘だなんてわかりきっています。
だからこそ上手なウソに騙されていたかったのに、最後に目を覚ませって言われたようでした。言われるのはいいんですが、もうちょっと言い方があってもよかったんじゃないでしょうか…。

 

さよなら、ダンガンロンパ

制作サイドがあれだけのメッセージを込めておいて、次に続編があるとは思えないのですが、もうこのシリーズをプレイするのは怖い。それが制作サイドというか、V3登場キャラたちの望みなんだと思ってしまうし…。

旧作を再プレイするにも、アニメを見返すにも、何もかも「あれはフィクションなんだよ」「私たちはフィクションの存在」の言葉が蘇る…。現代においてゲームでこんなにトラウマを植え付けられると思わなかったよ!

けれど、この感想も込みで、私たちはあのコロシアイゲームの視聴者になり、究極のリアルフィクションに参加し、ある意味次元を超えられたのかも…。


ダンガンロンパ、大好きでした。
その気持ちすら、このゲームに持ったらいけないってゲーム側から言われるという。ただただ悲しい…。


登場キャラクター、声優、システム、音楽などは良かったのです。ただ、ストーリーは残念でした。私としては、ですけど。

ダンロンスピンオフとか、これがファンが作った同人ゲームとかなら面白かったんだけどな。

いや、もう最原たちからの「プレイヤー=このコロシアイゲームを楽しんでる人」呼ばわり的な流れがトラウマで辛くて辛くて…これまで楽しかったと思ってすみませんでした…。