諭された…!
息子に比べたらまだ娘はできないことがもちろん多くて、食器の使い方はもちろん我慢もまだ無理だし、いたずら(というか好奇心ゆえの行動)ばかりです。
そういった時にどう息子に声をかけるかが難しいのです。
例えば5歳の息子はぼんやり食事をしていてご飯をこぼすことがあるんですが、1歳の娘はまだまだ食事の仕方がめちゃくちゃです。テーブルの上はいつも汚れます。それを怒っては仕方ないので1歳には「上手に食べようね」というくらいで厳しく注意をしませんが、もう5歳の息子が同じことをしたら「ちゃんと食べなさい!」となる。(同時に具体的アドバイスを併用するんですけど、なかなか身につかない…)
1歳は許されるのに5歳は怒られる。そういった状況が多い中で、不満を抱いたり、「なんでナッちゃんはよくて僕はダメなの?」と聞かれる。「もうお兄ちゃんだから」…がいちばん私にはしっくりくるんですけど、彼にとっては身近にお兄ちゃんがいないし、抽象的であまり効果がない。
結果的に兄中心の声かけではなく、「ナッちゃんはまだ赤ちゃんだから」と妹と比較しての注意が口癖になってしまっていました。
このマンガにした話も、息子に言われてハッとしたんですよね。本人、ここまで深く考えてはいないと思いますが。ああ、なんだか最近、「ナッちゃんはまだ赤ちゃんだから」「苦手だから」と言うことが多かったなと。いや、まだ1歳なんでほとんどのことが「1歳だからなぁ」でいいんですけど。
これだと元々(赤ちゃんの状態)がダメみたいに聞こえるなーと。ダメなことではないんですよね、できないだけで。1歳なりの1歳なので。
そもそもキューへの「お兄ちゃんだから」だって、お兄ちゃんはみんなきちんとしてなきゃいけないみたいな感じで。できること、できないこと、できる人、できない人がいるわけで、…私が言いたいのは、「キューにはできる力があるんだからやってほしい」なんですよね。
だから最近は言い方を変えました。「ナッちゃんはまだ練習中だから」「がんばってるところだから」「キューもがんばろう」とか。
誰とも比較しないで、本人比の声かけを意識するようにしました。
そもそも「なにいってるかわかんないね」も、息子は別に理由を聞きたかったわけじゃないんだろうなぁ…息子からしたら「ナッちゃんの言葉はわかんない」、ただそれだけだったのでしょう。1人で余計なこといってる私もまだまだです。
と、こんな風にちゃんと考えていたある時。ナッちゃんが遊びながらお茶を飲んでいてこぼしてしまいましてね。
さすがに遊びながらだったので私が「ナッちゃん、こういうときは座って飲まなきゃダメでしょ?」と声をかけたところ、横からキューが、
「ナッちゃんはまだ1歳だからいいの~!」
……私は子育てを難しく考えすぎているのかな!
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